(株)肉のあまいけ
あまいけは、練馬区に北町店と光が丘店がある。北町店だけは「自分の店」、光が丘店は「テナント出店」の足掛かりとなった。現在は関東一円に、ショッピングセンター、生鮮市場などで32店舗を展開している。大島康正社長が一代で築いた物語だ。
店主より一言
店舗情報
営業時間 | 10:00~19:00(水曜定休) |
---|---|
連絡先 |
TEL:03-3931-7681 FAX:03-3931-7681 |
住所 | 〒179-0081 練馬区北町1-27-12 |
URL | m-amaike.co.jp |
店舗PR、お知らせなど
大島康正社長
大島さんは新潟県中魚沼郡中里村(現在は十日町市)の出身で、農家の7人きょうだいの次男。昭和32年に15歳で上京、池袋の精肉店へ修業に入った。納めの配達に回りながら仕事を覚え、20歳頃には小売りを担当し、スーパーのテナント店の責任者となった。
3か月で売上2倍
担当になった店は、数日前に下見して、全て変えてしまう。肉の切り方や盛り付け方、値札、敷物など。さらに、ケースの中も全部やり直す。そうしたことで、売り上げは3か月で2倍になった。
「お肉を売るには、こう売らなければ、というイメージが頭の中にできていた」
やがて、東京西部の数店舗を担当し、すべてのお店で好成績を収めた。これが大島青年に商売の自信を持たせ、独立を決意する。東久留米団地にできた西堀銀座商店街で、実家の屋号を冠して「天池精肉店」を開店した。東京オリンピックが開かれた昭和39年、22歳の船出だった。
ところが、今までのやり方が通用せず、最初は売れなかった。以前に売上が上がったのは、大手スーパーが持つ基礎があったからと気付く。『天池』は、まだ無名だった。創意工夫を重ね、開店1年後から軌道に乗り始める。弟と男二人だけから妹が加わった時、女性客から急に親しみを持たれ、店の雰囲気が良くなったのも影響した。高校を卒業した一番下の弟も加わり、若者4人の店は活況を見せた。
3か月で売上2倍
担当になった店は、数日前に下見して、全て変えてしまう。肉の切り方や盛り付け方、値札、敷物など。さらに、ケースの中も全部やり直す。そうしたことで、売り上げは3か月で2倍になった。
「お肉を売るには、こう売らなければ、というイメージが頭の中にできていた」
やがて、東京西部の数店舗を担当し、すべてのお店で好成績を収めた。これが大島青年に商売の自信を持たせ、独立を決意する。東久留米団地にできた西堀銀座商店街で、実家の屋号を冠して「天池精肉店」を開店した。東京オリンピックが開かれた昭和39年、22歳の船出だった。
ところが、今までのやり方が通用せず、最初は売れなかった。以前に売上が上がったのは、大手スーパーが持つ基礎があったからと気付く。『天池』は、まだ無名だった。創意工夫を重ね、開店1年後から軌道に乗り始める。弟と男二人だけから妹が加わった時、女性客から急に親しみを持たれ、店の雰囲気が良くなったのも影響した。高校を卒業した一番下の弟も加わり、若者4人の店は活況を見せた。
本社ビルの2階が事務所になっている
株式会社 天池
東久留米での成功の後、赤羽、富士見台、北町(東武練馬)にも展開。4店舗とも繁盛した。しかし、BSE問題、商店街の衰退など、転換期を迎える。自分の店は北町店だけを残し、都営大江戸線の光が丘駅前にテナント出店を始めた。複合施設はお客が大勢来るので、総合力でプラスになると見込んだ。
平成に入ると、営業を拡大。出店と閉店を繰り返しながら、現在、関東の1都5県で32店舗にまで発展した。鮮魚店が3店、青果店が1店、精肉店は28店だ。
従業員は300人近くにもなり、本社ビルでは正社員の一日研修を行なう。「社員教育をキチッとやっておかないと、生き残れない」との人材育成に力を入れる。
東久留米での成功の後、赤羽、富士見台、北町(東武練馬)にも展開。4店舗とも繁盛した。しかし、BSE問題、商店街の衰退など、転換期を迎える。自分の店は北町店だけを残し、都営大江戸線の光が丘駅前にテナント出店を始めた。複合施設はお客が大勢来るので、総合力でプラスになると見込んだ。
平成に入ると、営業を拡大。出店と閉店を繰り返しながら、現在、関東の1都5県で32店舗にまで発展した。鮮魚店が3店、青果店が1店、精肉店は28店だ。
従業員は300人近くにもなり、本社ビルでは正社員の一日研修を行なう。「社員教育をキチッとやっておかないと、生き残れない」との人材育成に力を入れる。
店内は肉の色と同じように赤く染められている
メンチが生きがい
「赤がすごい好き。肉屋はパーっと行かなくちゃ」
北町店は以前、黄色に覆われていた。今の店舗は真っ赤に染まる。
このお店で毎朝7時にメンチを作る。肉10㎏をこねて、90gに丸めてパン粉をつけ、揚げるだけにしておく。
「冷たくてけっこう大変。作る人がかわいそうだから、やり始めた。今、私の生きがいになっている。いつまで作っていられるか楽しみ」
【「東京食肉新報」2013年(平成25年)9月号掲載】
「赤がすごい好き。肉屋はパーっと行かなくちゃ」
北町店は以前、黄色に覆われていた。今の店舗は真っ赤に染まる。
このお店で毎朝7時にメンチを作る。肉10㎏をこねて、90gに丸めてパン粉をつけ、揚げるだけにしておく。
「冷たくてけっこう大変。作る人がかわいそうだから、やり始めた。今、私の生きがいになっている。いつまで作っていられるか楽しみ」
【「東京食肉新報」2013年(平成25年)9月号掲載】
素材の味が生きた塩・豚肉じゃが
シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが
牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」
簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり
ローストビーフ・サラダ
見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ
骨付き豚バラのキムチ鍋
豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが
野菜たっぷりのハンバーグシチュー
ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー
ローストチキン
クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく
ビーフかつめし
ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手
チーズ入り鶏むね肉唐揚げ
むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ