太田屋
商店街の通りに面した揚げ物類が並ぶショーケース。帰り道にちょっと自転車を止めてコロッケを一つパクリ。㈱太田屋(齋藤京子社長、大田区蒲田)の店構えには、そうした気楽に寄れる雰囲気がある。ベテランのスタッフたちが提供する精肉と惣菜類は、上質で種類も豊富。地域に根差した展開で、店先はいつも客足が絶えず活気に満ちている。
店主より一言
店舗情報
営業時間 | 10:00~19:00 |
---|---|
連絡先 |
TEL:03-3742-1286 FAX:03-3742-1286 |
住所 | 〒144-0047 大田区萩中1-6-9 |
URL | http://nikuno-ootaya.com/ |
店舗PR、お知らせなど

長いショーケースには特売品や調理法に応じた精肉が豊富に
長いショーケース
店内に入ると、6~7㍍はある長いショーケースが目に飛び込んでくる。「都内でもこれほど長いのは少ない」と京子さんが胸を張るその中には、充実の品ぞろえの牛・豚・鶏肉が。どれも「国産」の上質さと味を保証するだけでなく、牛は「牛丼用」「カレーシチュー用」、豚は「しゃぶしゃぶ用」「生姜焼き用」など、さまざまな調理法に合わせてカットしてある。お客へのこうした配慮が、種類の多さとショーケースの長さに表れているかのようだ。
品ぞろえには時代を意識。お肉の美味しさを追求するお客が増えたので、自宅で作れるよう紐を巻いたローストビーフ用のブロック肉をそろえたり、いろいろな味を楽しめるよう部位や切り方に気を配ったり。モツも充実して、満足度が高まりそうだ。
また、年配者に向けては小さく切り、単身世帯には一人用の分量に。焼くだけで簡単におかずに出来る味付け肉も人気。「昔ながらの肉屋ですので、いろいろな要望には応えられると思います」と、小回りの利く展開で長年にわたって地域に親しまれてきた。
店内に入ると、6~7㍍はある長いショーケースが目に飛び込んでくる。「都内でもこれほど長いのは少ない」と京子さんが胸を張るその中には、充実の品ぞろえの牛・豚・鶏肉が。どれも「国産」の上質さと味を保証するだけでなく、牛は「牛丼用」「カレーシチュー用」、豚は「しゃぶしゃぶ用」「生姜焼き用」など、さまざまな調理法に合わせてカットしてある。お客へのこうした配慮が、種類の多さとショーケースの長さに表れているかのようだ。
品ぞろえには時代を意識。お肉の美味しさを追求するお客が増えたので、自宅で作れるよう紐を巻いたローストビーフ用のブロック肉をそろえたり、いろいろな味を楽しめるよう部位や切り方に気を配ったり。モツも充実して、満足度が高まりそうだ。
また、年配者に向けては小さく切り、単身世帯には一人用の分量に。焼くだけで簡単におかずに出来る味付け肉も人気。「昔ながらの肉屋ですので、いろいろな要望には応えられると思います」と、小回りの利く展開で長年にわたって地域に親しまれてきた。

手が止まる暇がないほど揚げ物は次々と売れていく
荒波にもコツコツ
店舗が開かれたのは昭和32年。その4年前から法人として芝浦の食肉市場と取引をしていた父・長正さんが、精肉店として開業したのが始まりだ。「安くて美味しい、お客様に喜ばれるお肉」をモットーに、上質な国産の精肉を扱っていた。
店舗がある京急糀谷駅前から続く商店街には、いつも人通りがあって活気に満ちていた。そのため、お店はいつも賑わっており、順調に業績も伸びて卸業やレストランも展開。時代の移り変わりで商店街はシャッター通りと化し、お店もその波にもまれて苦境に。荒海へ船出するかのように平成18年、2代目となったのが京子さんだった。
庶民的な町で、スーパーに客足が流れるような中でも、「お肉は買いに来てくれるよう、地道に取り組む」よう心がけた。商店街にも活気が戻ってきたところに、隣にはとんかつチェーン店や唐揚げ店ができたことも。心配はしたものの、「周りと比べない。〝うちはうち〟と、やっていくしかない」と腹をくくり、お肉の専門店だからできるサービスを店長を先頭に従業員がコツコツと続けてきた結果、ライバル店が増えても残っていけた。
お客を引き付けた魅力の一つに、価格がある。ショーケースには「特売品」の文字が躍った価格表が多数。牛ステーキ用を指さしながら「サシがきれいで最高。それで、この価格ですから」と、百貨店に並ぶような上質な精肉のお値打ち価格に、京子さんは自信を見せる。
お店を特に賑わしているのが揚げ物類だ。店頭には晩ご飯のおかずにと、主婦を中心に注文が絶え間なく入る。コロッケは男爵、牛肉、コーンクリーム、カニクリームなど、変化に富んだメニュー。定番のメンチやチキンカツ、ロースカツも次々と売れていく。鶏の唐揚げは一口では余るような食べ応えのある大きさだ。フライヤーは休むことなく揚げ物が投入されるので、ラードとサラダ油を使った揚げ油も交換が早い。そのため、常に揚げ油は良好な状態で、揚げ物の美味しさにつながるという好循環も生み出している。
これらの惣菜類を使ったお弁当も評判だ。一番人気はミックスフライ弁当。一口豚カツやエビフライ、カキフライと、多彩な味が楽しめてボリューム感もある。次いで牛焼肉弁当は男性を中心に売れており、牛肉の旨みとガッツリ食べさせるタレの味付けが絶妙。ほかにも、ハンバーグや生姜焼きなど、お肉の美味しさが生きたお弁当が9種もある。
店舗が開かれたのは昭和32年。その4年前から法人として芝浦の食肉市場と取引をしていた父・長正さんが、精肉店として開業したのが始まりだ。「安くて美味しい、お客様に喜ばれるお肉」をモットーに、上質な国産の精肉を扱っていた。
店舗がある京急糀谷駅前から続く商店街には、いつも人通りがあって活気に満ちていた。そのため、お店はいつも賑わっており、順調に業績も伸びて卸業やレストランも展開。時代の移り変わりで商店街はシャッター通りと化し、お店もその波にもまれて苦境に。荒海へ船出するかのように平成18年、2代目となったのが京子さんだった。
庶民的な町で、スーパーに客足が流れるような中でも、「お肉は買いに来てくれるよう、地道に取り組む」よう心がけた。商店街にも活気が戻ってきたところに、隣にはとんかつチェーン店や唐揚げ店ができたことも。心配はしたものの、「周りと比べない。〝うちはうち〟と、やっていくしかない」と腹をくくり、お肉の専門店だからできるサービスを店長を先頭に従業員がコツコツと続けてきた結果、ライバル店が増えても残っていけた。
お客を引き付けた魅力の一つに、価格がある。ショーケースには「特売品」の文字が躍った価格表が多数。牛ステーキ用を指さしながら「サシがきれいで最高。それで、この価格ですから」と、百貨店に並ぶような上質な精肉のお値打ち価格に、京子さんは自信を見せる。
お店を特に賑わしているのが揚げ物類だ。店頭には晩ご飯のおかずにと、主婦を中心に注文が絶え間なく入る。コロッケは男爵、牛肉、コーンクリーム、カニクリームなど、変化に富んだメニュー。定番のメンチやチキンカツ、ロースカツも次々と売れていく。鶏の唐揚げは一口では余るような食べ応えのある大きさだ。フライヤーは休むことなく揚げ物が投入されるので、ラードとサラダ油を使った揚げ油も交換が早い。そのため、常に揚げ油は良好な状態で、揚げ物の美味しさにつながるという好循環も生み出している。
これらの惣菜類を使ったお弁当も評判だ。一番人気はミックスフライ弁当。一口豚カツやエビフライ、カキフライと、多彩な味が楽しめてボリューム感もある。次いで牛焼肉弁当は男性を中心に売れており、牛肉の旨みとガッツリ食べさせるタレの味付けが絶妙。ほかにも、ハンバーグや生姜焼きなど、お肉の美味しさが生きたお弁当が9種もある。

商店街に面しており、揚げ物は店頭で買える。精肉のコーナーも入りやすい雰囲気に
精肉の品質も、惣菜の美味しさも、活気に満ちた従業員の活躍があってこそ。精肉のカットや惣菜の下ごしらえ、揚げ物を手にしながらの接客と、ベテランの技あり、張りのある声での会話ありで、店舗全体に活力がみなぎっている。
お客とのつながりも強く、従業員とは顔見知り同士なので自然と会話も弾む。商店街での買い物が済むまでお肉の取り置きをお願いされたり、休暇中の従業員に気を配ったりと、アットホームな雰囲気だ。
「お客様に喜んでいただいて、皆が楽しく仕事ができるようになれば」と、お客にも従業員にも気を配る京子さん。「お店にはまだまだ課題は多い」が、「地道に、真面目に、一生懸命」を胸にさらなる飛躍を目指している。
お客とのつながりも強く、従業員とは顔見知り同士なので自然と会話も弾む。商店街での買い物が済むまでお肉の取り置きをお願いされたり、休暇中の従業員に気を配ったりと、アットホームな雰囲気だ。
「お客様に喜んでいただいて、皆が楽しく仕事ができるようになれば」と、お客にも従業員にも気を配る京子さん。「お店にはまだまだ課題は多い」が、「地道に、真面目に、一生懸命」を胸にさらなる飛躍を目指している。
チーズパセリトンカツ
衣をチーズとパセリで味を付けてソースいらず
チーズパセリトンカツ
衣をチーズとパセリで味を付けてソースいらず
豚チンジャオロースと鶏・野菜の素揚マリネ
8種類の野菜を豚肉料理・鶏肉料理に組み合わせたヘルシーなプレート
豚・肉じゃがのスープ煮
レンジ加熱で食べたい時に出来立てホカホカで食べられる
豚肉から揚げ&ポテトの冷菜サラダ
ポテトサラダに豚肉から揚げを加え、ご馳走感のある「おかず」惣菜に大変身
ハンバーグ&肉野菜炒めのW弁当
肉料理の超定番メニューの組み合わせで美味しさとボリューム一杯
蜂蜜と醤油の黒いから揚げ
蜂蜜が生み出す揚げ色の黒さは注目度も高く