おいしくお肉を食べようよ！東京都食肉事業協同組合のお知らせ『』

2018/4/24

ＨＡＣＣＰ（ハサップ）パンフレットを配布
図やイラストなどで分かりやすく

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　食肉流通ＨＡＣＣＰシステム普及推進委員会はこのほど、食品等事業者全てを対象として制度化されるＨＡＣＣＰ（ハサップ）を分かりやすく説明するパンフレット（写真）を発行した。当組合でも普及と啓発を進めるため、４月12～13日に全組合員へ３冊ずつ配付している。

　ハサップは安全で衛生的な食品の製造をするための国際基準を満たした衛生管理手法の一つ。導入することで、問題のある製品の出荷を未然に防ぐことができる。近年、食品流通の多様化・国際化が進んでおり、国では食品事業者だけでなく、全ての食品事業者へ平成30年末までにハサップに沿った衛生管理の制度化を図っている。

　ハサップは一般衛生管理を基本とし、日頃の衛生管理を「見える化」。危険なところを見つけ出して管理することとしている。食肉販売業や小規模の食肉処理業については、ハサップの運用を弾力化。業界団体作成の手引書をもとに①衛生管理計画を作成②実行③記録を残す――という取り組みやすい方法で行うことができる。

　パンフレットではイラストや具体例を示しながら分かりやすく解説。一般衛生管理の５Ｓ（整理・整頓・清掃・清潔・習慣）や、衛生管理の手引書作成など、ハサップに必要な要素を一目で理解できる内容になっている。また、正式なマニュアルは来年度を目途に作成されている。