おいしくお肉を食べようよ！東京都食肉事業協同組合のお知らせ『』

2020/12/15

組合の１年の動き

　世界的に流行した新型コロナウイルスの影響を受け、食肉業界では食肉の流通や供給の停滞などの困難が起き、組合では総代会などの会議や各種イベントが中止されるなど、未曽有の出来事に手探りで歩んでいく一年となった。緊急事態宣言が発令されて３密の回避が求められる中で、小売店に消費者が通うようになるなど買い物の意識に変化が起き、マスク着用や飛沫防止の透明幕の設置など組合員店舗も対応に追われた。急激に変化する世相に、改めて組合員が連携して事態打開へ知恵を出し合った。
（組合行事のみとし、外部団体の行事は特記事項がある場合にとどめた）
（会場は特に指定がない限り、東京食肉市場センタービル内および組合会議室）

１月　新年賀詞懇親会

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　６日　新年賀詞懇親会を上野東天紅鳳凰の間で２００人が集う中で開催。内助の功でお店を盛り立てる奥様方23人も参加し、新たな一年の始まりを祝った。
　同店での開催は初めてでありながら、会場の華やかさもあってかテーブルを囲んでの会話も弾み、参加した組合員の表情も晴れやかに会話の輪が広がった。
　宮本理事長はあいさつで、小売業だけでなく生産者、納め業者、加工・調理の業者などとの連携の必要性を語り、さらに賛助会員制度も含めて「少しでも一歩前へ進めて大きな輪を作っていきたい」と決意を述べるとともに、組合活動への協力を求めた。　会場が賑わう中、組合員からはカラオケでののど自慢だけでなく、尺八の演奏や漫談など、多彩なショーが展開された。
　新年会に先立ち、常務会を同店の朱雀の間で開催し、新年度各部事業計画・予算の立案、福祉共済の加入促進キャンペーン進捗状況などが審議された。

　23日　監査会

　31日　総務部会

２月　禁煙シールを配付

禁煙 (1)

　「喫煙・禁煙シール」配付　４月からオフィス、事業所、飲食店での屋内での全面禁煙が施行されることに伴い、喫煙室設置が必要となり、その際は喫煙、禁煙の標識表示が義務付けられた。

　13日　事業部会

　14日　企画指導部会

　18日　広報部会

　25日　厚生部会

３月　３種のＨＡＣＣＰボード

ハサップボード３

　「福祉共済加入促進キャンペーン」の最終結果は28人が新たに加入した。新規加入があった支部は11支部となった。

　３月下旬まで募集した賛助会員が18社・団体に。さまざまな事業で接点が多い企業と団体で、より充実した展開が期待された。

　食肉流通ＨＡＣＣＰシステム普及推進委員会がＨＡＣＣＰの考え方を取り入れた衛生管理を見える化した３種のＨＡＣＣＰマニュアルパネルボードを作成。組合から配布した。

　平成31年（令和元年）度組合内助成金は、年間で３９５０万５５３６円となった。

　５日　予算編成会議

　12日　常務会　令和２年度事業計画・収支予算案――など。

４月　コロナ禍でも市場稼働

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が緊急事態宣言を発令。組合の各行事、全ブロックの総会が中止に。食肉市場は対策を強化して稼働。各方面へ食肉を供給し続けた。

　７日　決算打合せ会
　15日　常務会中止　新型コロナウイルスによる緊急事態宣言のため、三役・常務理事・常任監事の健康を考慮して中止した。議題は事業報告・収支決算、理事会・総代会の招集、組合内助成事業の実施結果、年間スケジュール――などとし、資料を送付した。
　16日　監査会
　20日　理事会中止

５月　総代会は書面開催

フェイスシールド図説-1

　コロナ感染症飛沫対策として、フェイスシールドを組合員に１枚ずつ配付。

　20日　常務会・総代会書面開催　新橋の大東京信用組合本店会議室での開催を中止とし、書面での議決とした。平成31年度事業報告・収支決算、令和２年度事業計画・収支予算、剰余金処分案、借入金残高最高限度、特別積立金の引き当てなど、全ての議案を可決・決定した。

　27日　新三役会

６月　国産牛肉３２８本

ステーキ20

　４日　東京公取協総会

　17日　全肉生連広島大会書面開催

　19日　総務部会

　21日　「ステーキの日」実施　合計３２８本、４２３２・４㌕。組合活動活性化推進事業からの助成は２３３万１２０５円（税込）・キロ当たり５１０円（税抜き）

　30日　厚生部会

７月　レジ袋が有料化

ビニール袋

　容器包装リサイクル法改正により小売店のレジ袋有料化の義務。組合が取り扱うレジ袋でも有料化を呼びかけ。

　夏期豚価対策特別供給　豚半丸セットが４２０箱、１万１４２４・４㌕。

　１日　広報部会

　２日　企画指導部会

　10日　事業部会

　15日　監査会

　17日　常務会　「東京食肉名鑑」作成、料理カレンダー、焼肉の日――など。

　18日　監査会

　21日　寄贈肉　66施設・４５２４人に鶏むね肉を寄贈した。

　29日　夏期座談会　新三役の抱負と諸問題検討委員会、コロナ対策について語った。

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８月　焼肉の日参加は41％

　３日　弁当用手提げ袋配送　合計３７７箱の注文があった。
　９日　「焼肉の日」実施　２９６本の注文。合計で４１１９・５㌕となり、組合活動活性化推進事業からの助成は２６１万６０４７円（税込）、キロ当たり５８８円（税抜き）となった。組合員参加率は41・６％。

９月　新メンバーで諸問題検討

　全国食肉生活衛生同業組合連合会による「新型コロナ感染拡大予防ハンドブック」と「避けよう３密」ステッカー

　７日　第１回諸問題検討委員会

　10日　「とんかつの日」用ポスター配送

　24日　獣魂慰霊祭

　30日　「東京食肉名鑑２０２０年版」完成

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10月　理事・支部長会を中止

　４日　理事・支部長会中止　新型コロナウイルス拡大防止と組合員の健康を考慮し、中止となった。報告事項は資料にまとめ、各理事と監事、支部長へ配布した。

　10日　「とんかつの日」実施　豚肩ロース４５１箱、豚ロース２７６箱の注文。

　24・25日　東京食肉市場まつり中止　会場の性質上、３密の回避が困難なため中止に。

　24日　監査会

　26日　玉ねぎ配送　４９５箱の注文。

11月　「倭からし」取り扱い開始

　新商品「倭からし」の取り扱いを開始。

　東京都食肉公正取引協議会から配付された令和３年度適正表示ステッカーを組合員の会員に配付。

　11日　常務会　加入促進キャンペーン、年末年始の黒豚ロースハム製造、支部新年会の理事長出席――など。

　16日　２０２１年料理カレンダー配送　２４８セットの注文があり、クック＆ライフ社から直接配送された。

　16～18日　特販参加店に組合取り扱い商品と「肉の日」の景品「東京カレー」を配送

　16日　手提げ袋１１２５箱を配送

　19日　関東甲信越食肉連絡協議会が書面議決。

倭からし

12月　年末年始の動きを協議

　３日　常務会　年末年始の事務局就業、事業部各業務の年末年始の取り扱い――など。

　10日　謹賀新年ポスター配送

　14日　じゃがいも配送　４８２箱の注文があった。

表彰受賞者

厚生労働省食品衛生事業功労者厚生労働大臣表彰
　　　竹田功　氏　（多摩南支部）

厚生労働省医薬・生活衛生局長表彰
　　　飯塚和一　副理事長　（江戸川支部）

全国食肉生活衛生同業組合連合会会長表彰
　　　関谷芳久　副理事長（足立区支部）
　　　布川勝一　常務理事（大田区支部）
　　　青柳和彦　理事　（多摩北支部）

東京都功労者表彰（都知事賞）
　　　太田美雄　副理事長　（目黒支部）
　　　富永邦英　専務理事　（中野区支部）

物故者

北島菊松氏　多摩西支部・北島精肉店。５月17日逝去。75歳。平成15年、旧日野多摩支部長。19年、多摩西支部長。20年、常務理事。28年、専務理事。

脇田久男氏　江東支部・和喜田商店。７月24日逝去。91歳。

内田久之氏　多摩南支部・肉のうちだ。８月27日逝去。86歳。

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