東京都食肉事業協同組合は、東京都内のお肉屋さん紹介を行っています。おいしくお肉を食べようよ!

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マイスター紹介

栄和畜産

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店長の染谷隆さんんと妻・友妃子さん
 

 長年にわたり地域に根付いてきたお肉屋さんには、地域の人たちが通いたくなる何かを持っています。一見すると、まったく普通のお肉屋さんであっても、よく見てみるとキラリと光る一品が秘められているのです。


 バス通りに面した商店街に、「肉」と強調したお肉屋さんと思しき看板が。他にものぼりやポスターなどで興味をそそる栄和畜産とは、どのような品ぞろえをしているのでしょうか。でも、中が見えないので、思い切ってドアを開けてみましょう。

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バス通りに面して「栄和畜産」の文字が。外からは店内が見えないながら幟やポスターが興味をそそります

 

 お店に入ると、ショーケースに乗ったイルミネーションの豚さんがお出迎えしてくれました。聞けば、クリスマスの飾りつけにあるようなものをホームセンターから見つけたそうで、ピカピカと光ったりするのが可愛いですね。

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ピカピカと光る豚さんがお出迎え

 

 

 ショーケースには、国産の牛豚鶏肉がズラリ。スライスしたものもあれば、塊肉になっているものもあるなど種類も豊富で、いろいろな料理に使えそうです。地域のお客さんも長年にわたり親しんでいるようで、夕方になると絶え間なく買い物に来ていました。

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長いショーケースには、牛豚鶏の様々にカットした精肉がズラリ



  数々の上質なお肉がそろう中で、店長の染谷隆さんが自信を持ってお勧めするのが「下田さん家の豚」。豚肉の産地と言えば茨城や鹿児島などが真っ先に思いつきますが、実は「東京産」なのです。そのように言うと「新宿のような高層ビルが立ち並ぶ中で育てられたのでは!?」などと想像してしまいそう。そうではなく、青梅市の養豚場で育て、武蔵村山市で加工した豚肉で、多摩地域による正真正銘の東京産なのです。

 美味しさの秘密は飼育中のエサから始まっています。サツマイモを中心に麦なども与え、仕上げ期には動物性原料をカット。こうすることで、脂質が良く、獣臭がしなくなり、自然な甘みと旨味のある肉になります。また、ストレスの少ない環境で生産するので、繊維のきめが細かく柔らかく仕上がると。

 

 お肉を見ると、赤身のキメやツヤ、脂肪の色合いなど、美味しそうな要素が一生懸命に見る人へ訴えかけているかのよう。特にお肉の美味しさは脂にありますから、赤身にバランスよく入っていると旨味が引き立ちそうです。ところが、最近は脂身より赤身を好むお客さんが多いようで、美味しさが引き立つギリギリのところまで脂を削り、提供しているのです。お肉そのものの美味しさはもちろんですが、染谷さんのカットの技術が隠し味になっていました。

 

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看板商品の「下田さん家の豚」。脂肪をギリギリまで取り除き、美味しさを引き立たせています


 もちろん、牛肉も見逃せません。産地は特に指定せず、A4以上のものを扱っています。「昔から、いいものを使っています」と自信を持ってお勧めする牛肉は、肉質は上等にもかかわらず価格が良心的。ステーキや焼き肉、しゃぶしゃぶなど、いろいろな料理に合わせて種類豊富にカットされており、お家ですぐ調理に取り掛かれそうです。豚肉も鶏肉も同様で、ショーケースの幅の広さがそれを物語っています。

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牛肉はA4ランク以上を用意。サシの入りもきれいな高品質なものでも良心的な価格に

 惣菜類も目移りしてしまうほど。お店の美味しいお肉で作った料理は調理済みなので、温めるだけで簡単に晩御飯のおかずにできます。この日は肉団子やスペアリブが。

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上質なお肉で作った料理がパックに詰められ手軽に食べられる


 ショーケースにはタレに漬けた豚のスタミナ漬けや味噌モツがあり、こちらはフライパンで焼くだけで簡単に食卓へ一皿加えることができます。

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フライパンで焼くだけの簡単メニュー。モツが好きならオススメ


 お肉屋さんの惣菜類で定番は揚げ物。標準的なコロッケやメンチに加え、カボチャ、コーンクリーム、豆腐と、オリジナル色を出したメニューも。「和牛メンチ」はお肉屋さんにとって、牛肉の美味しさを前面に出した直球勝負のメニューではないでしょうか。とんかつは先述の通り、上質な豚肉を使っているならば自然と手が伸びてしまいそうです。

 

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コロッケ、メンチはバラエティーに富んで、牛肉の旨味を凝縮した「和牛メンチ」は注目の一品

 中でもお客さんから愛されているのは、メンチやコロッケ。先代から受け継いで40年以上も変わらない味。お肉の味は言うまでもないですが、美味しさを引き立てているのはパン粉にもあります。オリジナルの味にするため特注しており、そのまま食べても美味しいパン粉を使っているのです。

 

 そのような素材で作られたコロッケの美味しさは、長い時を経ても記憶に残るようです。ある日、コロッケを買って食べながら涙を流す男性が。涙の理由を聞けば、幼い日に食べた味と変わっていなかったからだと。近所に住んでいたものの、引っ越してから足が遠のいてしまい、大人になって改めて食べた味は様々な遠い思い出を湧き出させたとのこと。素朴な味に思えても、心にしっかりと味が記憶されるのですね。

 特に長年のファンが多いというのが、このから揚げ。カラリと揚がったきつね色で、大きさも一口サイズになっており、普段着のから揚げという雰囲気です。なぜ人気なのか。「食べ飽きない」「おいしい」などと簡単に済ませることではないでしょうから、実際に食べてみましょう。

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表面は薄い衣で歯ごたえが良く、中身はジューシー。醤油と生姜の風味が口の中に広がります



 表面をやさしく包んだ薄い衣がカリッと歯で砕けると、しっとりとした水分を保ちながら柔らかい感触で歯を受け止めます。さらに驚くことに、ほんのり甘い。それでいて、鶏肉の旨味を引き出すよう醤油と生姜の香りが追いかけてきます。

 いくつでも食べられそうなあっさり風味のから揚げは、鶏むね肉を使用。衣は小麦粉ではなく片栗粉だけで揚げるので、水分が逃げずにジューシーで柔らかい感触になるのだとか。胸肉は火を通すとパサパサになりやすいので味がイマイチと言われがちですが、片栗粉をまぶすと炒め物でも柔らかくしっとりしますので、お試しを。

 

 から揚げと言えばスパイシーな香りが広がるもの、ニンニクを強烈にしたインパクトのあるものが、一般では人気を得やすいかもしれません。しかし、こちらでは家庭で誰でも美味しく食べられるようにと、こうした味付けに。ニンニクの味付けは実は染谷さん自身が大好きにもかかわらず、食べた後にニンニク臭かったら困る人がいるであろうとの配慮が。このから揚げは、味だけでなく食べる人にもやさしい味付けになっていました。

 

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数々の惣菜類のポスターは染谷さんの作。上段中央にはワンちゃん用の骨も


 「今日はちょっと良いお肉が食べたい」「小腹がすいたから、コロッケやから揚げを食べに寄って行こう」。そんな普段着の感覚で買いに行けるようなお肉屋さん。よく見ると、ワンちゃん用の骨もあるようです。一緒にお散歩しながら、気軽に楽しく、お買い物をしてみてください。

 


お店の紹介記事はこちら

店舗情報

連絡先 TEL:042-564-9813
FAX:042-564-9813
住所 〒208-0011 武蔵村山市学園3-41-5
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今月のお肉屋さん

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大商商事(株)

142-0053
品川区中延2-14-11

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サイトウ精肉店

121-0815
足立区島根3-24-18

レシピ紹介

レシピ1

素材の味が生きた塩・豚肉じゃが

シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが

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牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」

簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり

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ローストビーフ・サラダ

見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ

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骨付き豚バラのキムチ鍋

豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが

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野菜たっぷりのハンバーグシチュー

ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー

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ローストチキン

クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく

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ビーフかつめし

ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手

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チーズ入り鶏むね肉唐揚げ

むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ

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