東京都食肉事業協同組合は、東京都内のお肉屋さん紹介を行っています。おいしくお肉を食べようよ!

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お肉屋さん紹介

(有)小川屋肉店

特選肉を取り扱うお店

モツを取り扱うお店

小売業・卸業のお店

豚肉を取り扱うお店

鶏肉を取り扱うお店

 店内に入ると、小鳥のさえずりのBGMに加え、青柳和彦さんが趣味で撮影した北アルプスの山々や、山中に孤高さを漂わせて立つ一本桜の写真が出迎える。目から、耳から、高原にいるかのような気分になれる㈲小川屋肉店(東大和市蔵敷)では、「重視しています」と語るほど、惣菜は豊富な種類とアイデアに満ちていた。

店主より一言

店舗情報

連絡先 TEL:042-564-6291
FAX:042-564-6291
住所 〒207-0032 東大和市蔵敷2-510-38 

店舗PR、お知らせなど

青柳2

新興の地域に移転

 「まだ子供だった頃に来ていたお客さんが、今は子連れで来てくれています」  お客の世代交代が進んでいることから、このお店の44年の歴史が伝わってくる。大型の都営住宅の団地が隣接し、住宅街も周囲に広がっている。店舗は通りに面した商店街の奥まった場所に位置し、決して目立つ立地条件ではないが、地域の消費者から根強い人気を保ち続けてきた。

 このお店が始まったのは、青柳さんが10歳だった昭和47年。それまで父・成さんが10年にわたり西武鉄道久米川駅前で店舗を構えていたが、駅前広場建設の区画整理のために移転を余儀なくされた。代わりとなる地を探し、行き着いたところが現在の場所だ。

 新店舗で再出発をし、「無我夢中で」働く成さんに応えるかのように、店は繁盛し、軌道に乗るのに時間はかからなかった。完成して間もない団地の隣なので、近隣の人口は増加。まだ大型スーパーはなく、昭和の好景気も手伝って、お店は勢いに乗った。

 幼い頃から店内の骨で遊んだり、手伝いをしたりした青柳さんも、高校を卒業後に食肉学校を経て家業に入った。実際に肉を前にすると、さばく作業は戸惑うばかり。しかし、わずかな期間で腕を上げていく。父の背中を見て育ったためだ。

 精肉は信頼する業者から仕入れ、中でも豚肉は枝肉からさばく。脱骨する作業は、消費者からは肉の品質と美味しさの証明に見えるようだ。この豚肉のカタロースを使い、仙台味噌をベースにした味噌だれを塗った自家製「豚みそ漬」は、自慢の逸品だ。
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男爵とベーコンで

 惣菜メニューの一番の人気は「じゃがべーくん」だ。ある時、母・富子さんが高速道路のサービスエリアを歩いていると、揚げたジャガイモが串に刺さって売っているのを目にした。お店の惣菜メニューに加えられそうと直感したが、その時は買わずじまい。どのような味かも確認しないまま、見よう見まねで作ることに。

 焼き鳥のねぎまのように、ジャガイモの間にベーコンを刺す。ジャガイモは、おやつやおかずになるようにと、小さく食べやすいサイズに。ベーコンは整形した時に出る切れ端を使った。コロッケなどと同様に、衣をつけて揚げる。  サクッとした歯ごたえの衣から、男爵イモ独特のホックリ感が口の中に広がる。続いて、ベーコンが揚げた熱でジューシーになり、プリッとした感触。ソースをつけなくても、そのままで十分満足できる味だ。

 「あとでサービスエリアのものを買ったら、アメリカンドッグの衣をつけていたんです。見た目で作ったから、独自の味になりました」と、富子さん。

 近隣の学童保育から大量に注文が入ることもあり、1本50円の手ごろな子どもたちのおやつとして人気だ。

 揚げ物は、全部で19種類。コロッケ、とんかつ、唐揚げがある中で、チキンカツは特に子供たちに売れる。そのほか、シュウマイ、牛ごぼうなど、肉の美味しさを生かしたものが豊富。マカロニやポテトのサラダ類は、所沢からの通勤客が立ち寄って一気に大量買いすることもあるという。

 こうした惣菜類は、料理好きの青柳さんが試行錯誤を重ねながら作り上げたものだ。テレビやレシピサイトを見ては、さまざまな料理に挑戦。麻婆豆腐などの肉料理を「自分が食べる分」としてレシピを考え、お店の肉を使いながら作る。長じて、クリスマスにローストビーフだけでなく、正月には黒豆と栗きんとんのリクエストがお客から入るほどだ。


 「肉の販売にアドバイスができる。料理ができれば、お客さんとの話もできるので役立っています」



 ほかにもいろいろとメニューを考え、店頭を彩りながら可能性を広げたいとの思いはあるが、お店のほかにも多くの役割で時間の工面が難しい。仕事関連では商店街、商工会、スタンプ会。地域では町内会、自治会と、それぞれ役員や代表を務める。当組合でも総務部の常務理事だ。

 顔が広まり、信頼され、地域の役に立つようにとの思いは強い。地域の発展とコミュニティーの活性化のため、奔走する日々が続く。

 「いろいろな人に会えるから、そこからお店のヒントもある。ここでやる以上は、いろいろ工夫して頑張っていきたい」

 趣味の写真や登山などはお預けになっているが、地域とお店の発展という大きな山に挑んでいるところだ。

【「東京食肉新報」2016年(平成28年)2月号掲載】

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今月のお肉屋さん

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大商商事(株)

142-0053
品川区中延2-14-11

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サイトウ精肉店

121-0815
足立区島根3-24-18

レシピ紹介

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素材の味が生きた塩・豚肉じゃが

シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが

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牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」

簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり

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ローストビーフ・サラダ

見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ

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骨付き豚バラのキムチ鍋

豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが

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野菜たっぷりのハンバーグシチュー

ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー

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ローストチキン

クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく

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ビーフかつめし

ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手

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チーズ入り鶏むね肉唐揚げ

むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ

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こんにちは。ボクたちは食肉組合のマスコットキャラクターです。
ボクの名前はモグモグ。お姉さんの名前はメイプル。
組合員のお店で買い物すると、手提げのビニール袋や包装紙に印刷されているよ。

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