東京都食肉事業協同組合は、東京都内のお肉屋さん紹介を行っています。おいしくお肉を食べようよ!

  • twitter
  • facebook
  • instagram
  • お知らせ
  • 組合紹介

組合員専用ページ

お肉屋さん紹介

勝川畜産食品(株)兵庫屋本店

DSCN5934

特選肉を取り扱うお店

モツを取り扱うお店

人気のお総菜のお店

小売業・卸業のお店

豚肉を取り扱うお店

鶏肉を取り扱うお店

勝川さんを中心に従業員のみなさんと


 オフィスビルと民家が混在する街中で勝川畜産食品㈱兵庫屋本店(勝川稔社長、新宿区左門町)は、晩ご飯の買い物に来た主婦層から会社帰りのサラリーマンまで、幅広いニーズに応える品ぞろえでお客を迎える。「お客さんの立場になって考える」をモットーに、長い歴史とアイデアでお肉の美味しさと魅力を提供している。

店主より一言

店舗情報

連絡先 TEL:03-3351-2383
FAX:03-3341-2341
住所 〒160-0017 新宿区左門町3-1

店舗PR、お知らせなど

DSCN5932

豊富な種類のお弁当には肉の美味しさを活かした惣菜が詰められ好評

 お昼時になると近隣のビルから店舗へ、お弁当目当てのサラリーマンが次々と吸い込まれていく。お肉の美味しさを活かした料理を詰めたお弁当が人気で、とんかつ、コロッケ、唐揚げは特に売れ行きは好調だ。かつて隣に大手牛丼チェーン店が開店したにも関わらず、牛丼の売れ行きは負けなかった。

 担当者が毎朝組み合わせを考え、上質な精肉で作った惣菜は精肉店だからこそと人気だ。他にもカキフライのように旬のものを使ったり、日替わり弁当を出したりと、約30種にも及ぶため「たまに、海鮮丼はないかと聞かれます」と勝川さんは笑う。
DSCN5935

地下鉄四谷三丁目駅に近く、オフィスビルに囲まれた中にある

東京生まれ兵庫屋

 約30年前に改装した、町に溶け込むような近代的な店舗だが歴史は古い。民家が多く商店が点在する程度の町並みだった明治43年に勝川さんの曽祖父・治郎吉さんが看板を掲げた。牛鍋に代表される牛肉の食文化が根付いてきたことで、「これからは肉の時代だ」と牛肉店の開業を決意。「牛肉と言えば神戸牛」という発想で、生まれも育ちも東京にもかかわらず「兵庫屋」とした。

 時代を捉えて事業は拡大し、従業員も約20人を抱えるまでに成長。独立した従業員により、支店が都内に10軒もできるほどに。取引先と顧客は多く、オフィス街にサラリーマンが増えたためお弁当の需要が増え、勢いはバブル時代になるまで続いた。

 勝川さんが父・総一郎さんから会社を引き継いだのは、元号が平成に変わる時期の27歳。それまでは、16歳のバイク免許取得を機に楽しみながらバイクで配達したり、売り場を手伝ったり。カメラマンの夢を持ちつつも19歳で家業に入り、朝から晩までコロッケやメンチ、配達などをこなした。しかし、プロとしての経験はないため肉のさばき方もままならず、時に幹部社員から厳しい言葉を浴びせられながらも基礎を身に付けた。

 社長となってからは、精肉店の実務だけでなく経営者としての力が試された。部下は父の代からの幹部社員。年齢、技術、経験も上であるため、気を使いながらの会社運営は「やりづらかった」。売り場では作業を眺めるお客の視線が怖かったが、お客の名前を呼びながらフレンドリーに。努力に努力を重ね、店内では肉の扱いやお弁当の調理、社長として経営に必要な事務作業など、どこでもこなすまでに。

 「今でも配達に行きますし、対外的にはすっ飛んで行く。頭を下げるのが社長の仕事かな」
DSCN5930

焼豚の味は100年継ぎ足した醤油で

目を引く名物たち

 ショーケースの後ろのボードに牛肉の産地と個体識別番号が掲示されている。近江牛から始まった同店だが、ブランド牛にはこだわらず、BMS12を目安に状態の良いものをそろえる。豚肉も茨城産で生産者の顔が分かる業者から仕入れているのが売り。脂が厚くてしっかりしたものを取り寄せ、歩留まりが悪くても削りながら使って美味しさを確保する。

 最近は長年の顧客が年齢を重ねたことで、さっぱりした赤身を好む傾向もあるが、「肉の旨さは脂。牛肉は少しサシが入った方が良い」と、バランスの良い精肉をそろえている。

 さらに個性を開花させたのが加工品だ。揚げ物類は言うまでもなく、ヒレ肉の周りにベーコンを巻いた「トルネードステーキ」のようなアイデア商品も。現在はお弁当売り場になっているカウンターは、かつてのハム・ソーセージ工場。道路に面しているので道行く人たちに作業を見せることで、自家製であることをアピールしながら作っていた。ハンバーグやシュウマイ、牛たたき、白モツなども、冷凍パックになって、店舗の中心の冷蔵庫に。

 中でも目を引くのが「四谷名物コロッケ」。ジャガイモ、玉ねぎ、牛肉と、創業時のままの材料を使いながら、減塩、ラードの代わりにサラダ油と、現代人の味覚を意識している。「名物」とするのは「目を引くから」で、大ぶりの存在感はその名にふさわしい。

 長年の顧客や主婦層は精肉と惣菜類を、近隣に勤めるサラリーマンは晩ご飯用のお弁当を。地域性を捉えて、内食、外食、中食のニーズに応えられる品ぞろえだ。  焼豚は「赤」と「白」が。赤はモモを、白はバラの脂のある部分を使用。肉はもちろんだが味付けが好評で、その方法を聞かれて「醤油だけ」と答えると驚かれる。ただ醤油を使っているだけではない。「100年前から注ぎ足している」醤油で作られた、歴史を持つから作れる味なのだ。

 「お客さんに喜んでもらえる店づくり」

 100年も受け継がれた味のように、この思いが次の100年に向けお店へ注がれていく。

【「東京食肉新報」2019年(平成31年)2月号掲載】

前のページに戻る

今月のお肉屋さん

DSCN6123

大商商事(株)

142-0053
品川区中延2-14-11

DSCN5936

サイトウ精肉店

121-0815
足立区島根3-24-18

レシピ紹介

レシピ1

素材の味が生きた塩・豚肉じゃが

シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが

makino11041

牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」

簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり

makino13041

ローストビーフ・サラダ

見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ

レシピ1

骨付き豚バラのキムチ鍋

豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが

makino13011

野菜たっぷりのハンバーグシチュー

ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー

ph01

ローストチキン

クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく

レシピ1

ビーフかつめし

ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手

resipi1

チーズ入り鶏むね肉唐揚げ

むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ

お肉屋さんを探す

  • 地域から探す
  • こだわり条件から探す
  • お得なギフト券・クーポン券のあるお店

美味しいお肉は専門店で♪

※店舗へのお問い合わせは、各店舗にご連絡ください。

食肉組合のマスコットキャラクターモグモグ

こんにちは。ボクたちは食肉組合のマスコットキャラクターです。
ボクの名前はモグモグ。お姉さんの名前はメイプル。
組合員のお店で買い物すると、手提げのビニール袋や包装紙に印刷されているよ。

東京都食肉生活衛生同業組合/東京都食肉事業協同組合

電話でのお問い合わせ 03-3471-6161

ご相談・お問い合わせ


営業時間 9:00~17:00 定休日:土曜・日曜・祝祭日

MAP〒108-0075
東京都港区港南2-7-19 東京食肉市場センタービル811