(株)伊勢屋
店舗は閉鎖 卸業は継続中
京王線府中駅南口改札口から直結して行かれる『くるる』の1階、デイリーマーケット・フロアのエレベーター前に伊勢屋はある。駅前にあった老舗のお肉屋が再開発で現代的なビルに移って7年、大きな変化をとげながら、3代目の社長が若い奥さんとがんばっている。
京王線府中駅南口改札口から直結して行かれる『くるる』の1階、デイリーマーケット・フロアのエレベーター前に伊勢屋はある。駅前にあった老舗のお肉屋が再開発で現代的なビルに移って7年、大きな変化をとげながら、3代目の社長が若い奥さんとがんばっている。
店主より一言
店舗情報
連絡先 |
TEL:042-366-0944 FAX:042-366-0944 |
---|---|
住所 | 〒183-0023 府中市宮町1-50 くるる1F |
店舗PR、お知らせなど
竹田嘉伸さんは昭和43年8月生まれの44歳。伊勢屋の3代目だ。3人きょうだいのまん中の長男として生まれたが、専門学校を出てから普通に一般企業に就職して2年間サラリーマン生活を過ごした。それでもやはりやめて戻ってきた。
「20代から30代は店の人たちと、半分はアルバイトの気持ちでやっていた」
お店は祖父が戦後新宿で始めて、昭和29年に京王線府中駅前に移って開店した。父母の功さん、紀子さんに引き継がれ、2年前には嘉伸さんが3代目の社長に就任した。平成17年3月17日、『くるる』がオープンした。府中駅南口市街地再開発事業計画の一環として、商店街・西友の跡地にできた。
「伊勢丹とフォーリスがその5年前にできて、30年も前からあった話がまとまった。南口に今も残っているところの開発がこれから始まるようだ」
京王線府中駅南口改札口から『くるる』、伊勢丹、フォーリスを結ぶペデストリアンデッキによって直結している。『くるる』には専門店やレストラン、映画館が入っている。
名前の『くるる』は、再開発中に遺跡調査で現場から出土した「くるる鉤(じょう)」から採った。一般公募して命名した。
元地主として嘉伸さんも、計画の段階でよそのショッピングセンターを研究したり、用具や備品の案を出したりしてみたが、あまり手応えはなかったらしい。住まいも店と一緒に駅前にあったので、その時等価交換で、西へ5分ほどのところへ新しく自宅を構えた。1階が冷蔵庫と作業場・倉庫、2階に両親、3階に嘉伸さん家族が住んでいる。
『くるる』で7年
伊勢屋は創業して58年、その直近の『くるる』に入った7年間に激動があったことになる。
「一番変わったことは、休みがない。年間3日だけ、1月3日とお盆の2日間が全館休業となる」
正月の1日・2日も営業している。映画館は書き入れ時で、トイザらスもある。朝10時から夜8時までの営業でほとんど年中無休だ。
「昔みたいに定休日はないし、雪降ったからお客さん来ないので閉めちゃおうということはできないし、自分の代わりに対応できる人員を確保しないといけない」
また、毎日、客数・売り上げの日報を必ず提出しなければならない。そこから全体の広告宣伝費・駐車場代・管理費を決められた割合で負担する。
「エレベーターやエスカレーターの点検費用もかかる。こういうところに入るのにはそれなりの覚悟が必要だ。入る時に良く条件を確認した方がいいと思う」 しかしながら、お客さんはやはり多い。
「1日に230人から250人。暮れの多い時は300人を越える。平日ひまな時でも200人はいく」
本腰入れて社長業
嘉伸さんが社長になって2年、それまで気楽にやってきたそうだがここへ来て一生懸命だ。休む時間がほとんどない。自分の休みの日にも朝と夜には必ず店に顔を出す。朝は納品チェックと夜にはレジ締めの仕事。 父の功さんが昼の交代や配達・仕込み、母の紀子さんが事務を手伝ってくれる。スタッフは今7人。精肉が2、惣菜が1の売上割合。卸はほとんどやっていない。ふだんは豚肉だが、12月は牛肉が売れる。
奥さんの薫さんとは4年前に結婚した。中国のハルビン出身。
「中国人を妻に持つ知人に誘われて中国へ旅行して、結婚を決めてきた」
薫さんははたちで日本に来て、今4歳の女の子のお母さんだ。日本語も達者で店番を立派にこなしている。
「20代から30代は店の人たちと、半分はアルバイトの気持ちでやっていた」
お店は祖父が戦後新宿で始めて、昭和29年に京王線府中駅前に移って開店した。父母の功さん、紀子さんに引き継がれ、2年前には嘉伸さんが3代目の社長に就任した。平成17年3月17日、『くるる』がオープンした。府中駅南口市街地再開発事業計画の一環として、商店街・西友の跡地にできた。
「伊勢丹とフォーリスがその5年前にできて、30年も前からあった話がまとまった。南口に今も残っているところの開発がこれから始まるようだ」
京王線府中駅南口改札口から『くるる』、伊勢丹、フォーリスを結ぶペデストリアンデッキによって直結している。『くるる』には専門店やレストラン、映画館が入っている。
名前の『くるる』は、再開発中に遺跡調査で現場から出土した「くるる鉤(じょう)」から採った。一般公募して命名した。
元地主として嘉伸さんも、計画の段階でよそのショッピングセンターを研究したり、用具や備品の案を出したりしてみたが、あまり手応えはなかったらしい。住まいも店と一緒に駅前にあったので、その時等価交換で、西へ5分ほどのところへ新しく自宅を構えた。1階が冷蔵庫と作業場・倉庫、2階に両親、3階に嘉伸さん家族が住んでいる。
『くるる』で7年
伊勢屋は創業して58年、その直近の『くるる』に入った7年間に激動があったことになる。
「一番変わったことは、休みがない。年間3日だけ、1月3日とお盆の2日間が全館休業となる」
正月の1日・2日も営業している。映画館は書き入れ時で、トイザらスもある。朝10時から夜8時までの営業でほとんど年中無休だ。
「昔みたいに定休日はないし、雪降ったからお客さん来ないので閉めちゃおうということはできないし、自分の代わりに対応できる人員を確保しないといけない」
また、毎日、客数・売り上げの日報を必ず提出しなければならない。そこから全体の広告宣伝費・駐車場代・管理費を決められた割合で負担する。
「エレベーターやエスカレーターの点検費用もかかる。こういうところに入るのにはそれなりの覚悟が必要だ。入る時に良く条件を確認した方がいいと思う」 しかしながら、お客さんはやはり多い。
「1日に230人から250人。暮れの多い時は300人を越える。平日ひまな時でも200人はいく」
本腰入れて社長業
嘉伸さんが社長になって2年、それまで気楽にやってきたそうだがここへ来て一生懸命だ。休む時間がほとんどない。自分の休みの日にも朝と夜には必ず店に顔を出す。朝は納品チェックと夜にはレジ締めの仕事。 父の功さんが昼の交代や配達・仕込み、母の紀子さんが事務を手伝ってくれる。スタッフは今7人。精肉が2、惣菜が1の売上割合。卸はほとんどやっていない。ふだんは豚肉だが、12月は牛肉が売れる。
奥さんの薫さんとは4年前に結婚した。中国のハルビン出身。
「中国人を妻に持つ知人に誘われて中国へ旅行して、結婚を決めてきた」
薫さんははたちで日本に来て、今4歳の女の子のお母さんだ。日本語も達者で店番を立派にこなしている。
素材の味が生きた塩・豚肉じゃが
シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが
牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」
簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり
ローストビーフ・サラダ
見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ
骨付き豚バラのキムチ鍋
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野菜たっぷりのハンバーグシチュー
ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー
ローストチキン
クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく
ビーフかつめし
ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手
チーズ入り鶏むね肉唐揚げ
むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ