東京都食肉事業協同組合は、東京都内のお肉屋さん紹介を行っています。おいしくお肉を食べようよ!

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お肉屋さん紹介

高橋肉店

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特選肉を取り扱うお店

モツを取り扱うお店

人気のお総菜のお店

小売業のお店

豚肉を取り扱うお店

鶏肉を取り扱うお店

上質な国産の精肉をそろえ、美味しいものを知る常連客も多い


 周りは一戸建ての住宅が並ぶ閑静な住宅街。点在する特産品の小松菜のビニールハウスに、のどかさが増す。その中で異彩を放つように、ポツンと高橋肉店(高橋幸男社長、江戸川区北篠崎)が通りに並ぶ。他に商店もなく「なぜ、ここに?」と思わせるところに、父の思いとお店の強みが詰まっていた。

店主より一言

店舗情報

連絡先 TEL:03-3679-4096
FAX:03-3679-4096
住所 〒133-0053 江戸川区北篠崎1-5-19

店舗PR、お知らせなど

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住宅街の中にポツンとあり地域の便利なお店と親しまれている

 お店に一歩踏み入れると、左手に精肉が並んだショーケース。惣菜メニューも掲げられ、精肉店としての店構え。奥に目をやれば、旬の野菜やお菓子、酒類、日用品などもズラリとそろっている。ちょっとしたスーパーのような品ぞろえだ。

 「あれこれあると、便利ですから」と高橋さん。

 スーパーやコンビニなど、ちょっと足りないものを買いに行けるような商店が周辺にはない。年配の常連客には、遠方の大型店より近場の同店の方が便利なのだ。そうしたお客の声に応えているうちに、精肉以外の品数も次第に増加。最近は周辺に新しい住宅が増えたため、ビールと惣菜を買いに来る若年層のお客も多くなっている。

気の早い父が準備

 青果店を昭和38年に開業した父の跡を継ぐため、高橋さんは高校を卒業した後に家業へ入るつもりでいた。進路を決める頃、父と交流のある精肉店から、食肉業界が上り調子であることで精肉店の開業を勧められた。それがきっかけで、その精肉店に修行へ出たのが、食肉業界への第一歩だった。

 修行が始まったものの、それまで包丁さえ持ったことがない。「肉より手を切る方が多かった」と笑いながら振り返るように、肉をさばく技をコツコツと学んだ。ゼロからのスタートなので、数年かけて技術を身に着けると思われたが、1年も満たずに家業へ。実は父がいずれ一緒に商売をやるのならと、自店に精肉店を加えて改装。修行を始めてすぐに開業の準備を整えていたのだ。「父がせっかちだったのでしょう」と語る高橋さんは昭和44年、父の期待と勢いで精肉店の主となった。

 開店はしたものの、運営は見よう見まね。修行先の先輩や職人さんが気をかけてくれ、お店の様子を見に来ては、細やかなアドバイスを。実践しながら腕を上げ、お店も軌道に乗る。昭和59年に現在の店舗に改装。当時は近隣に大型スーパーはなく、周辺の商店が閉店していったために入手困難になったものをそろえた。このようなニーズを捉えて工夫を重ねていくうちに、現在のような幅広い品ぞろえに。近隣からは喜ばれ、商売に手応えが得られた。
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揚げ物は10種以上あり、市場で見つけた食材を即興で作ることも

市場に惣菜の案が

 精肉は国産の牛豚鶏を扱い、特に牛肉は「味が良い」ので黒毛和牛の5番メスにこだわる。中には、「交雑と違う」とまで語る舌の肥えた常連客もいるほどで、品質の良さはお客からの信頼が厚い。

 それでいて、ショーケースの精肉はどれも良心的な価格。土曜日の特売日には、多くの常連客が押し寄せる。冷凍パックの馬刺しは、隠れた人気商品だ。

 惣菜類も豊富にそろう。豚のスタミナ漬けは焼くだけで簡単、お弁当のおかずに便利と、売れ行きは好調。焼豚は自家製なので、豚の旨味を強調してくる味だと、100g300円という手ごろな価格もあって人気だ。モツ煮込みは豚のモツの中に牛スジを隠し味に使い、他店のものよりひと味違うと評判を得ている。レバーが苦手な子供も食べてくれると、レバーのから揚げも喜ばれる。

 揚げ物類は、定番のコロッケやメンチのほか、ハムカツやアジフライなど、10種以上を用意。揚げたてを提供するよう、事前に予約を取った分を受け取りの時間に合わせて揚げる。

 さらに、日替わりで惣菜を調理。買い出しに行った市場で、見つけた食材や、お勧めのものなど、数々のヒントからメニューを考案。イワシのから揚げや昆布の煮物、フライドポテトなど、酒類との相乗効果もあって晩酌用としても良く売れる。
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創業時から扱っている野菜のほか、菓子類や酒類もある



 「スーパーで買うより美味しかった、と言ってもらえれば嬉しい」と、精肉や惣菜類の美味しさは言うまでもないが、精肉以外の品ぞろえの豊富さも、長年にわたりお客を喜ばせるよう心掛けてきた。

 近所の商店より遠くの大型スーパーへ買い物に行く地域の人が増えている。それでもお客が絶えないのは、普段着で気軽に寄れて、簡単なものがそろう、便利なお店であり続けているから。その原点は野菜と精肉の2枚看板を掲げる店舗を早々に用意し、息子の修行期間が待ちきれなかった父の思い。

 「ポツンと一軒あったから、生き残れたのかな」

 その姿は、地域の人たちのお腹も心も満たす灯台のようなのかもしれない。

【「東京食肉新報」2021年(令和3年)9月号掲載】

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今月のお肉屋さん

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大商商事(株)

142-0053
品川区中延2-14-11

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サイトウ精肉店

121-0815
足立区島根3-24-18

レシピ紹介

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素材の味が生きた塩・豚肉じゃが

シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが

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牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」

簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり

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ローストビーフ・サラダ

見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ

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骨付き豚バラのキムチ鍋

豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが

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野菜たっぷりのハンバーグシチュー

ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー

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ローストチキン

クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく

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ビーフかつめし

ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手

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チーズ入り鶏むね肉唐揚げ

むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ

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ボクの名前はモグモグ。お姉さんの名前はメイプル。
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