長岡屋
近藤正之さんと母・ヨキさん、妻・絹子さん
平成25年10月10日10時。長岡屋は、新装オープンした。オープンする時間も書いてない、地図も書いてない、モノクロの“お知らせ”のチラシを近所に100枚に配っただけ。記念の安売りのセールもしない。それでもお客が店を探して、花束を持って、「おめでとう」と言って、かけつけてくれた。
平成25年10月10日10時。長岡屋は、新装オープンした。オープンする時間も書いてない、地図も書いてない、モノクロの“お知らせ”のチラシを近所に100枚に配っただけ。記念の安売りのセールもしない。それでもお客が店を探して、花束を持って、「おめでとう」と言って、かけつけてくれた。
店主より一言
店舗情報
営業時間 | 10:00~19:00(日曜日休み) |
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連絡先 | TEL:042-464-2229 |
住所 | 〒202-0001 西東京市ひばりが丘3-2-19 |
URL | http://nagaokayaseinikuten.com/ |
SNS |
店舗PR、お知らせなど
新しくオープンした店舗
近藤正之さんは「長岡屋」の2代目。父の金治さんが、昭和42年に田無に来て真教寺の近くで創業し、24年間営業。平成3年に、道路1本南のバス通りに進出して、ひばりが丘団地西口バス停のところで営業していた。 団地ができた昭和32年頃から、バス通りの拡幅の計画があった。やがて、団地の建て替えを契機に、現実となった。計画だと、店舗の土地45坪のうち15坪が削られてしまう。店を作ると住まいがない、住まいを作ると店がない、という板挟みになった。
様々な経緯がありながら、「自分の店に立って、そこから見通せる距離で角地を」と交渉。店舗に来る搬入の車がほとんどトラックなので、バス通りには停めさせたくなかったからだ。粘り強く要望を伝えつづけ、従来の店舗から50m東の地に決定した。
様々な経緯がありながら、「自分の店に立って、そこから見通せる距離で角地を」と交渉。店舗に来る搬入の車がほとんどトラックなので、バス通りには停めさせたくなかったからだ。粘り強く要望を伝えつづけ、従来の店舗から50m東の地に決定した。
ショーケースに並ぶ精肉。近藤さんお手製のミートローフもそろえる
旧店舗は9月14日夜7時で閉め、10月10日朝10時に新装オープン。引越しも一緒だったため多忙を極めた。「何が何でも、1か月未満で店を再開したかった」ためだ。
花束を持って、お客が移転した店舗を探して、大勢押し寄せて祝福した。
「この店を作るにあたって、私が動きやすいように、やりやすいように、と思ったんだけど、保健所のチェックが厳しかった。前にどんなにキャリアがあっても、ここでは“ゼロ”だと言われた」
今はドライ方式で床の水洗いは駄目。調理室は仕切る。惣菜と生肉の動線は交差しない。手洗いは各室に設置等々。細かい規準を要求された。
花束を持って、お客が移転した店舗を探して、大勢押し寄せて祝福した。
「この店を作るにあたって、私が動きやすいように、やりやすいように、と思ったんだけど、保健所のチェックが厳しかった。前にどんなにキャリアがあっても、ここでは“ゼロ”だと言われた」
今はドライ方式で床の水洗いは駄目。調理室は仕切る。惣菜と生肉の動線は交差しない。手洗いは各室に設置等々。細かい規準を要求された。
新惣菜コンテストの最優秀賞の表彰状と、それを報じる「東京食肉新報」
地元よりも遠くの方からの固定客が多い。売上げは惣菜が4、納めが4、近藤さん手作りの製品が2。納めの量が多いので、最近は得意のソーセージ作りに時間が取れないのがつらいところだ。平成18年7月、当組合の「新惣菜コンテスト」で近藤さんの『ベジタブル・ミートローフ』が内閣総理大臣最優秀賞に輝いている。
【「東京食肉新報」2013年(平成25年)11月号掲載】
「マイスター紹介」はこちら
【「東京食肉新報」2013年(平成25年)11月号掲載】
「マイスター紹介」はこちら
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