関川精肉店
地下鉄清澄白河駅近くにあり、近隣には新しい大型マンションが建つ
地下鉄清澄白河駅から歩いて2分。新しい大型マンションが乱立する地域から、昔ながらの町並みと商店街に入ると、関川精肉店はあります。昭和25年から続くこのお店には、昔からのお客さんに加え、マンションに住む若い世代からも人気を得ています。
お客さんを思って野菜販売
お肉屋さんへお肉を買いに来たのに、店先に並んでいるのはジャガイモ、タマネギ、トマト、キュウリ…。里イモやカボチャもあります。もう一方に目を遣れば、グレープフルーツやメロンなど果物類も。まるで八百屋さんに来たかのような品ぞろえです。
地下鉄清澄白河駅から歩いて2分。新しい大型マンションが乱立する地域から、昔ながらの町並みと商店街に入ると、関川精肉店はあります。昭和25年から続くこのお店には、昔からのお客さんに加え、マンションに住む若い世代からも人気を得ています。
お客さんを思って野菜販売
お肉屋さんへお肉を買いに来たのに、店先に並んでいるのはジャガイモ、タマネギ、トマト、キュウリ…。里イモやカボチャもあります。もう一方に目を遣れば、グレープフルーツやメロンなど果物類も。まるで八百屋さんに来たかのような品ぞろえです。
冷蔵庫も備え、種類豊富に野菜をそろえる
「お客さんが困っていたので、自然に増えてきました」と話すのは、3代目・関川和彦さん。3年前に店舗の向かいにあった青果店が閉店。同店に買い物に来るお客が、野菜が買えなくなって困っている様子を見て、コロッケなどの惣菜メニューに使う野菜でよければと、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンの販売を始めました。すると、だんだんお客さんのニーズが高まり、いろいろな野菜を仕入れるように。今では、冷蔵庫6つを新調して、店頭に並べるまでになりました。
「お客さんのためですから」
文字通り“畑違い”ですが、お客さんを思う心が表れた品ぞろえということですね。
「お客さんが困っていたので、自然に増えてきました」と話すのは、3代目・関川和彦さん。3年前に店舗の向かいにあった青果店が閉店。同店に買い物に来るお客が、野菜が買えなくなって困っている様子を見て、コロッケなどの惣菜メニューに使う野菜でよければと、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンの販売を始めました。すると、だんだんお客さんのニーズが高まり、いろいろな野菜を仕入れるように。今では、冷蔵庫6つを新調して、店頭に並べるまでになりました。
「お客さんのためですから」
文字通り“畑違い”ですが、お客さんを思う心が表れた品ぞろえということですね。
品質重視の国産牛肉
店内のショーケースには、もちろん牛・豚・鶏の精肉がズラリ。特に牛肉は「ブランドにはこだわらずに、A5にこだわる」とのことで、どれも品質を重視した品ぞろえ。赤身の色や脂の乗り、肉の艶などに、それがうかがえます。
国産牛の美味しさのポイントは赤身に脂が入ったサシですが、このスライスした肉を見れば、もう言うことはないと思います。すき焼き、しゃぶしゃぶなどで食べたら、大満足ではないでしょうか。
しかし、国産牛と言えばお値段も良くて、なかなか手が出ない。そんなお客さんのために、良質なオーストラリア産輸入牛もそろえ、手ごろな価格で牛肉が楽しめるように配慮してくれています。
しかし、国産牛と言えばお値段も良くて、なかなか手が出ない。そんなお客さんのために、良質なオーストラリア産輸入牛もそろえ、手ごろな価格で牛肉が楽しめるように配慮してくれています。
タレに漬けこんだお肉もあって調理するのが便利
ほかにも、タレに漬けた味付け肉もあり、フライパンで焼いたりすれば簡単におかずになりますね。一味違った焼き肉を食べたい時や、忙しくておかずを作れない時は、こうしたものでお肉が楽しめるのです。
ほかにも、タレに漬けた味付け肉もあり、フライパンで焼いたりすれば簡単におかずになりますね。一味違った焼き肉を食べたい時や、忙しくておかずを作れない時は、こうしたものでお肉が楽しめるのです。
30種の惣菜の中に「プレミアム」が
プレミアムコロッケは「インカのめざめ」で作る。味も色も栗のよう
お肉屋さんのもう一つの楽しみは、惣菜類。特に揚げ物の王道・コロッケですね。普通の「コロッケ」は、良質のジャガイモでねっとりとした感触に加え、肉汁も感じるほどのそぼろ状の牛肉がバランスよく衣に包まれています。ソースを付けなくても十分満足できる味です。やはり一番人気で、多い時には1日200個も売れるとのこと。
その上を行くのが「プレミアムコロッケ」。「プレミアム」の理由は、使っている「インカのめざめ」というジャガイモ。栗のような甘味と色をしており、まるでスイーツの材料のようです。これを牛肉と混ぜて、団子のように真ん丸にします。こうすれば、フライヤーで揚げる和彦さんもお客さんも、普通のコロッケと一目瞭然で見分けられるのです。
お肉屋さんのもう一つの楽しみは、惣菜類。特に揚げ物の王道・コロッケですね。普通の「コロッケ」は、良質のジャガイモでねっとりとした感触に加え、肉汁も感じるほどのそぼろ状の牛肉がバランスよく衣に包まれています。ソースを付けなくても十分満足できる味です。やはり一番人気で、多い時には1日200個も売れるとのこと。
その上を行くのが「プレミアムコロッケ」。「プレミアム」の理由は、使っている「インカのめざめ」というジャガイモ。栗のような甘味と色をしており、まるでスイーツの材料のようです。これを牛肉と混ぜて、団子のように真ん丸にします。こうすれば、フライヤーで揚げる和彦さんもお客さんも、普通のコロッケと一目瞭然で見分けられるのです。
お気に入りのパン粉でコロッケに衣を付ける和彦さん
揚げ物に使用しているパン粉にもこだわりが。市販のパン粉より糖分が多く、甘みもある。また、揚がった時に衣が白っぽくならず、こんがりときれいなキツネ色になるところが和彦さんのお気に入り。
揚げ物に使用しているパン粉にもこだわりが。市販のパン粉より糖分が多く、甘みもある。また、揚がった時に衣が白っぽくならず、こんがりときれいなキツネ色になるところが和彦さんのお気に入り。
一口食べてみると、牛肉とポテトの甘さが
出来立てのプレミアムコロッケを頂きました。丸いので、サクサクの衣をかじるには大口を開けなければなりません。心地よい歯応えの後には、やや粗くつぶしたジャガイモの甘味が広がり、牛肉の脂身の美味しさが追いかけてきます。お菓子と惣菜の中間といったような印象で、これだけで何個も食べられそうです。
出来立てのプレミアムコロッケを頂きました。丸いので、サクサクの衣をかじるには大口を開けなければなりません。心地よい歯応えの後には、やや粗くつぶしたジャガイモの甘味が広がり、牛肉の脂身の美味しさが追いかけてきます。お菓子と惣菜の中間といったような印象で、これだけで何個も食べられそうです。
30種類の惣菜メニューがあり、一番人気はコロッケで1日200個も売れる
このほかにも、稚内の本ズワイガニを使ったカニクリームコロッケも大人気。定番のメンチや唐揚げも不動の人気があり、揚げたてのジューシーさが肉の美味しさを引き出しています。
このほかにも、稚内の本ズワイガニを使ったカニクリームコロッケも大人気。定番のメンチや唐揚げも不動の人気があり、揚げたてのジューシーさが肉の美味しさを引き出しています。
一雄さんが手作りのマヨネーズで作ったサラダ
人気のもう一つの柱がポテトサラダ。ホロホロとした舌触りのポテトに、ニンジンやキュウリなどの具材をマヨネーズが全体を包み込むように調和させています。
2代目で社長の関川一雄さんが手作りをするマヨネーズは、力だけでなく、腕と体のバランスを取りながら、リズムよくかき混ぜるそうで、美味しさの肝です。ポテトが冷めてしまうとマヨネーズを吸わないので、温かいうちに混ぜ合わせるのが決め手。 お客さんから作り方を聞かれるほど好評で、特にマヨネーズには注目が集まるそうです。「企業秘密というほどのものはない」と語る一雄さんは、市販のものに甘酢を加えるだけで味が良くなるとアドバイスしてくれました。
人気のもう一つの柱がポテトサラダ。ホロホロとした舌触りのポテトに、ニンジンやキュウリなどの具材をマヨネーズが全体を包み込むように調和させています。
2代目で社長の関川一雄さんが手作りをするマヨネーズは、力だけでなく、腕と体のバランスを取りながら、リズムよくかき混ぜるそうで、美味しさの肝です。ポテトが冷めてしまうとマヨネーズを吸わないので、温かいうちに混ぜ合わせるのが決め手。 お客さんから作り方を聞かれるほど好評で、特にマヨネーズには注目が集まるそうです。「企業秘密というほどのものはない」と語る一雄さんは、市販のものに甘酢を加えるだけで味が良くなるとアドバイスしてくれました。
「おいしい」のために
肉をさばく関川一雄さん
お肉をさばきサラダ類を作る一雄さんも、手を休めることなく揚げ物を揚げる和彦さんも、共通しているのは「良い素材を使い、品質には妥協しない」こと。一定レベルまでは出せる味の上を行くには、やはり素材。精肉や惣菜、青果など、お店に並べるものは納得した品質でないと扱わない。
「お客さんが『おいしい』と言ってくれるには、自分がお客さんの立場に立って考えます。だから、お客さんに喜んでいただけるのが、一番の作りがい、生きがいなんです」と一雄さん。
やはり、そんな思いが隠し味になっていたのでしょうか。コロッケや唐揚げを口に入れるたびに「あ、おいしい」を連発していました。
お店のエピソードはこちら
お肉をさばきサラダ類を作る一雄さんも、手を休めることなく揚げ物を揚げる和彦さんも、共通しているのは「良い素材を使い、品質には妥協しない」こと。一定レベルまでは出せる味の上を行くには、やはり素材。精肉や惣菜、青果など、お店に並べるものは納得した品質でないと扱わない。
「お客さんが『おいしい』と言ってくれるには、自分がお客さんの立場に立って考えます。だから、お客さんに喜んでいただけるのが、一番の作りがい、生きがいなんです」と一雄さん。
やはり、そんな思いが隠し味になっていたのでしょうか。コロッケや唐揚げを口に入れるたびに「あ、おいしい」を連発していました。
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店舗情報
連絡先 |
TEL:03-3643-5529 FAX:03-3643-5529 |
---|---|
住所 | 135-0021 江東区白河2-3-5 |
素材の味が生きた塩・豚肉じゃが
シンプルな塩の味付けで素材の味を楽しめる肉じゃが
牛肉たっぷり「ハッシュドビーフ」
簡単なのに、牛肉もご馳走感もたっぷり
ローストビーフ・サラダ
見た目が華やかでヘルシー感もあるのにご飯にも合うローストビーフ
骨付き豚バラのキムチ鍋
豚肉の骨から出汁が出てコクと旨味がじゃがいもに染み込むキムチ風の肉じゃが
野菜たっぷりのハンバーグシチュー
ハンバーグだけでなく、たっぷりな野菜も楽しめる煮込みシチュー
ローストチキン
クリスマスの定番。ひと手間かけて丸鶏を美味しく
ビーフかつめし
ビーフの薫り高いカツにデミグラスソースが決め手
チーズ入り鶏むね肉唐揚げ
むね肉にチーズを加えて旨味を追加したから揚げ